１ モラハラでお悩みの方へ
今までつらい苦しい恋愛をしてきた。結婚生活がつらいという方は
モラハラの可能性を探っていくのもいいかもしれません。
パートナーとの関係は、本来穏やかで、安心安全な場所なはず。
だけど、そうではない。
愛する人からのモラハラは、耐えがたく、またモラハラだと思うこと認めることさえ辛い。
そんなこともあるかもしれません。
大好きな相手の言動から、もしかしたらモラハラ彼氏（彼女）？モラ夫（妻）？？かなと思いながらどうにか
一緒にいられるなら、それほど深刻ではないかもしれませんが、
モラハラがひどく、次第にひどくなる状態ではご自身やお子様、そしてご両親の
精神状態が疲弊してしまいます。
もしも彼やパートナーからのモラハラがひどくて、もう限界かも…耐えられない・・・
自分がこのままだと壊れてしまうと思っているなら、ぜひ一度ご相談ください。
２ モラルハラスメントとは
モラルハラスメントとはよくモラハラと略されます。
精神的な暴力、嫌がらせのことです。
殴るけるといった身体的暴力をふるうドメスティックバイオレンス（略してＤＶ）とは、
ひどい言葉や無視などの態度によって、相手に恐怖を与えるものです。
精神的な苦痛がひどく、うつやパニック障害になる方もいます。
３ モラハラの特徴
モラハラは精神的暴力です。
結婚していれば、法律上離婚の原因になります。
但し、ＤＶは怪我を伴う場合が多く、表面化しやすいのに対し、
モラハラは言葉や態度なので、わかりづらい面もあります。
加害者も被害者もモラハラであると認識せずに、問題がそのままに
なっていることが多いのも特徴です。
モラハラ彼氏、モラハラ夫は、パートナーに対してのみモラハラしている
ことが多いです。外面はよいので、周囲には気づかれにくく理解してもらえないこともあります。
相談しても
「あんないい人ほかにいないよ」
「子供のために別れるのはやめなさい」と言われて、
「自分さえ我慢すればどうにかなる」と、我慢し続けてしまうケースも多いです。
４ どんな人がモラハラをするのか？
モラハラの加害者は、大企業の会社員や会社経営者、医師、専門職、公務員など
高収入で高学歴の人に多いです。
一方、被害者は、専業主婦、まだ仕事を持たない彼女、無職など経済的に
加害者に依存している場足が多く、加害者がいないと生活に困ってしまう
ケースが多いです。
５ モラハラはどのように行われるのか？
モラハラの加害者は、主に言葉の暴力や攻撃を繰り返し、
相手の自尊心や自己肯定感をボロボロにし
精神的に支配していきます。
①心理的虐待
人格否定、罵倒、恫喝、長期間無視する、用意した食事に難癖をつける。
大切にしているものをわざと壊す、家族や友人との交流を著しく制限する。
② 何らかの行為を強要
土下座させる、正座させる、反省文を書かせる、罰金や性行為などを強要する
６ モラハラ彼氏、モラハラ夫の特徴
①突然キレて不機嫌になる
被害者からするとどうしてそんなことで？ということで
急にキレ始めます。普通の人なら通常キレたり怒鳴ったりしないようなことで
怒り始めます。
被害者からすれば、キレされるようなことはしていないのに
どうして不機嫌になるのかわからない、どうしたらいいのかわからないので
自己不全感に陥ります。
被害者が悪いと思い込ませるのも得意なので、被害者がなぜ不機嫌なのかを
尋ねても
「自分で考えろ」
「そんなことも分からないのか」
「お前はダメだな」と被害者の自尊心を壊していきます。
モラハラ彼氏、モラハラ夫は、被害者を常に自分の下に置き支配下に置くことを
重要視します。
被害にあっている人が、何か言おうものなら、人格否定や
屈辱的な言葉を投げかけ、モラハラ行為をエスカレートさせます。
被害者が仕事に就くことや、友人や家族と楽しむことさえ制限して
常に支配しようとすることもあります。
②相手を苦しめている認識がない
被害者がつらい思いをしている。恐怖を感じている一方で、
モラハラ彼氏や、モラハラ夫はそのことに気が付いていません。
自分は正しいことをしているとさえ思っているので、
改善しないことがほとんどです。
③ なんでも他人のせいにする
モラハラ彼氏やモラハラ夫は、なんでも他人のせいにします。
「お前が悪い」
「こうなったのはお前のせいだ」と、責任転嫁することが多いです。
謝罪することはめったに何のですが、謝罪をしたとしても一時のことで
同じことを繰り返します。
以上のようなことが繰り返し行われているならモラルハラスメントを
疑ってみてもいいのかもしれません。
